歴史とご来光

歴史に彩られた古都で1年の平安をねがう

関東で初詣のメッカといえば、その代表格とも言えるのが神奈川県の鎌倉市です。鎌倉は日本で初めて武家政権による幕府が置かれた地で、中世の政治・文化の中心地でした。そして当時の人々の篤い信仰心を反映して多くの社寺が建てられ、それらの多くが現存しています。そんな歴史の重みを感じさせる神様や仏様の前に立ち、1年の始まりに向けて思いを新たにすることができるのが鎌倉初詣の魅力です。鎌倉には毎年多くの参拝者が初詣に訪れ、有名な神社は全国の人出ランキングに毎年載るほどです。その一方で、市の中心部を離れた場所にひっそりと佇む、古都らしい風情のあるお寺などもたくさんあります。これからは、こうした小さなお寺をめぐる鎌倉初詣が人気を呼ぶ可能性もあります。

鎌倉は初日の出スポットとしても有名

また、鎌倉初詣にはもう1つの魅力があります。それは初日の出です。鎌倉は古都の風情だけではなく自然にもめぐまれており、市街地の中心から徒歩で行ける範囲に山もあれば海もあります。山はそれほど標高がありませんが、散策路に設けられた展望台からは素晴らしい眺望が得られます。また市の南には海岸線に沿って砂浜が続いており、海から上る太陽をはるかに見渡すことができます。美しい初日の出を拝み、それから初詣に向かえば、すがすがしい気持ちで新たな年の始まりを迎えることができます。なお、年末年始の鎌倉は大規模な交通規制が敷かれるので注意が必要です。その代わり主要鉄道は毎年深夜運行を行うので、鎌倉初詣は公共交通機関を利用するのが最も適しています。